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被災地復興の願いを込めて

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  本校ではこれまで東日本大震災で被災された方々に対する支援活動を行なってきています。震災直後は被災地での受け入れ体制が整っていないため、主として、校内での生徒による募金をはじめ、卒業式や入学式、また宝塚駅前での街頭募金など義援金の募集を中心に行ないました。
  その後、志ネットワーク代表の上甲晃氏から〝宮城県名取市〟の小・中学校で文房具が不足しているという連絡を受け、学園小学校や地域の皆さんの協力をいただきながら、文房具を送る運動を推進しました。この結果、ダンボール23箱分のノートや消しゴム、シャープペンシル、鉛筆削りが集まりました。これらに手紙を添えて、東北大学の Iさんを窓口としてお届けすることにしましたが、これだけでは心が十分伝わりません。そこで、生徒会が中心となって、大きな白布に励ましのメッセージを書き込みました。
  そして、昨日体育大会の来場者の皆さんに激励の言葉を書いていただくようお願いしたところ、実に多くの皆さんにご協力いただきました。中には、まだ〝ひら仮名〟もしっかりと書けない小さなお子さんもお父さんやお母さんと一緒にハートの形や絵を描いてくれました。お蔭様で体育大会の終了時には何枚かのメッセージを書き込んだ白布が完成しました。
  これらの激励の言葉は、皆さんから支援いただいた募金とPTA保護者による飲物販売の収益金と合わせて、被災地にお届けする予定です。皆さんの暖かい気持や元気が被災地の皆さんに勇気と希望を与えてくれることを心より願っています。