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中学2年保護者懇談会の開催

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  6月25日(土)午後1時半から中学2年の保護者懇談会が開催され、多くの保護者の皆さんが参加されました。
  本日は、別の予定が入っていたため十分な時間は取れませんでしたが、保護者の皆さんにはレジュメをお渡しし、社会で役立つ力を育てるというテーマでお話しました。
  新しい学期が始まって、ほぼ3ヵ月が経過しようとしていますが、生徒達は元気に学校生活を送っており、クラスとしてのまとまりも出てきているようです。その反面、中学生活にも慣れた2年生のこの時期にはどうしても〝中だるみ〟という現象が生じやすくなります。中高一貫校の良いところは、6年間を通じて体系的な学習が可能になることですが、反面、高校入試という関門がないということもあって、生活習慣が乱れるということになりがちなのです。これは中高一貫校の共通の悩みであり、これを解決すれば生徒達の大きな成長が期待できると思います。中だるみを解消するのは、しっかりした習慣づくりしかありません。そして、これが将来社会に出た時に役立つ力になるのです。このように考えると、まさに中学・高校時代は、単に学力を修得するだけではなく心身共に人生における基礎をつくる時期なのです。
  私は常々〝学校は社会で役立つ力を育てるトレーニングの場である〟と言っていますが、良い習慣づくりにはご家庭の協力が不可欠です。是非、当たり前のこと、簡単なことをおろそかにしないという「凡事徹底」の姿勢を身につけていって欲しいものです。間もなく一学期の期末考査も始まりますが、直前になって慌てることのないようできるだけ早く準備に入って欲しいと思います。そして、一学期が終了すると、7月末には大山への林間学舎に出かけることになります。
  これから生徒達が色々な面で逞しく成長していってくれることを願っています。