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環境活動の実践~エコ弁当作り

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  明日、6月6日は『エコ弁当作りの日』になっています。この趣旨は、できるだけ地元で作られた食材を使った食事をしようという〝地産地消(Local Production for Local Consumption)〟の推進です。
  毎年、この日は自分自身でお弁当を作ってくる生徒も多いようですが、私もエコ弁当に挑戦するため、本日はしっかりと食材の確保に努めました。まず、自宅の庭に自生している三つ葉を採取し、次に自家栽培のサヤエンドウ、ねぎ、アスパラガス、タマネギ、山ウドを収穫しました。ご飯は知り合いの農家から分けていただいている玄米に国産小豆を加えたもの、これに同じく親戚からいただいたシイタケと庭で採れたフキで作った佃煮と自家製の梅干です。そして、三つ葉は胡麻和えに、山ウドは天ぷらに、サヤエンドウとタマネギとアスパラはかき揚げにしました。これで、明日のエコ弁当のおかずはほとんど揃いました。
  現在、トマト、茄子、シシトウ、ゴーヤ、ミョウガが次第に大きくなりはじめています。このまま順調に育ってくれれば、今年の夏はかなりの食材が確保できそうです。また、少し手を加えれば梅干やラッキョウも簡単に作ることができます。是非、皆さんも挑戦してみてください。
  昔のように農産物や食品の輸送手段や保存技術が発達していなかった頃には、生産物をその地域で食べ、消費するのは当たり前のことだったように思います。しかし、食生活の西欧化や経済成長、都市化、海外からの食材輸入の増大等、社会情勢や構造の変化に伴い、今は他の地域で生産されたものを消費するということが当たり前になってきました。地産地消は環境負荷の軽減や食の安全性、食料自給率の向上といったさまざまなメリットがあります。エコ弁当作りを通じて、食への関心を高めていきたいものです。