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高校全校朝礼~環境活動への取組み

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  6月22日(水)、体育館で高校の全校朝礼を行ない、クラブ表彰に続いて次のような話をしました。

〝今週月曜日に、ダイヤモンド社から、全国の1567の大学進学率が伸びている学校が紹介されましたが、この表紙には本校の生徒達の様子が取り上げられました。全国では多くの学校が取材を受けたようですが、校庭が芝生化され、生徒達が元気でイキイキと学校生活を送っているということで、数多くの学校の中から本校が選ばれたのだと思います。

  本校のビジョンは、創立の精神である《親孝行な人は立派になれる》という「孝道」をベースに、将来社会で役立つ人材を育てるというものです。そして、「人間力」と「学力」を両立させた関西を代表する学校を目指しています。大学進学だけを取り上げると、雲雀丘学園より上の学校は数多くありますが、人間力を含めると、関西を代表する学校になりつつあると思います。

  本校では、この数年来、環境活動を人間力育成の柱として取り組んできています。これは環境に配慮することは、人に対する優しさや真心を育てることにつながるという理由からです。

  さて、この6月は環境月間です。環境についての切り口は色々ありますが、とりわけ“食料”、“水”、“エネルギー”の三つが重要です。そして、環境活動の基本は、単に環境に対する知識を習得するということではなく、身近なことから行動に移すということです。言い換えると環境活動のポイントは「学び」、「調べ」、「考え」、「行動する」ことなのです。太陽光パネルを設置した、校庭の芝生化をはかった、LED照明を取り入れた、ということが、環境活動のメインではありません。
      ○ 無駄な電気(照明)は消す
      ○ エアコンの温度設定を上げる
      ○ 水を流しっ放しにしない
      ○ 落ちているゴミを拾う、そしてキッチリ分別する
といったあたり前のことを実践することが大切です。これから、学校全体で環境活動に取り組んでいきましょう。そして、関西を代表する素晴らしい学園を目指していきましょう。〟

  この後、生徒会長からも「全校を挙げて環境活動に取り組んでいきたい。ついては、各クラスから具体的な環境活動に対する提案をお願いしたい」との話しがありました。生徒達が、自主的に活動してくれることを期待しています。