« 人口爆発の脅威 | メイン | 野菜作りに挑戦 »

中学1年・高校1年の学年懇談会の開催

IMGP0951.jpg P1080765.jpg
    高1懇談会(講堂にて)          中1 懇談会(食堂にて)

  6月18日(土)午後、中学1年生と高校1年生の学年懇談会が開催されました。本日は土曜日ということもあって、中1・高1共160名を超える多くの保護者の方にご出席いただきました。本校では、毎年この時期に、それぞれの学年毎に保護者の方に学校生活の様子を報告させていただき、家庭としての指導をお願いすることにしています。特に、中学1年生と高校1年生にとっては、これまでとは環境が大きく変わるため、順調に学校生活がスタートできているかどうかを注視し、問題があれば早急に手を打っておかなくてはなりません。
  入学後2カ月半が経過し、オリエンテーション合宿や体育大会等の学校行事も終了し、クラスとしてのまとまりも出てきており、現時点では、特に大きな問題はないように感じています。しかし、個々に見るとしっかりした習慣が身についていないといったケースも散見されます。そのため、本日は少し時間をいただいて、『社会で役立つ人材を育てる~共育と共学~』というテーマでお話しをしました。
  特に、これから高校1年生については、将来の進路を考えていかなければなりません。まだ将来目標が明確になっていない人が多いと思いますが、就職をめぐる環境は〝超氷河期〟と言われているように、非常に厳しい状況になることが予想されます。本校の生徒はほとんど全員が大学に進学しますが、単に有名大学ということではなく、将来の進路を考えて、学部・学科を選ぶことが大切になってきます。いつも話していることですが、大学に進学することが最終目的ではありません。今、社会は大きく変化してきており、新しい仕事やシステムが続々と生まれてきています。よく家庭においては、「勉強しなさい。勉強しなければ良い大学に行けないよ。」という言葉が出がちですが、是非、本人の適性・興味・関心や将来の仕事について色々と話し合っていただきたいと思っています。