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浄水器付きウォータークーラーを設置 

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  今年も厳しい暑さが続く中にあって、いたるところで省エネ対策の動きが出てきています。一方で、この時期に気をつけておかなければならないのは「熱中症対策」です。現在、生徒達には養護教員や担任、クラブの指導顧問から十分な水分をとるように伝えていますが、これには身近に水分補給できるようにしておくことが必要です。本校では各学年のフロアーにウォータークーラーを設置していますが、今年になって〝中学校のウォータークーラーの水の味がまずい〟という意見がPTAの保護者の方から寄せられるようになってきました。高校については、昨年の新校舎建設にあわせて、新しいウォータークーラーを設置しましたが、中学校については受水層から高架水槽を通った水が蛇口から出てくるようになっています。この方式では、塩素によって水質を維持していかなければなりませんが、、時間の経過につれて塩素濃度が低下する恐れもあります。
  これらの意見を受けて、先日のPTA実行委員会において、議題として取り上げ審議していただき、PTA協力金を使って新しいウォータークーラーを設置することが決定されました。そして、この度、設置工事が完了し、中学棟2階・3階・4階の流しの横に浄水器内蔵型のウォータークーラーを新設しました。また、中央棟渡り廊下3階・4階・5階には中学棟にあったウォータークーラーを移動させ、追加で浄水器を取り付けました。更に体育館とグランドにあるウォータークーラーにも同様に浄水器の取り付けを行ないました。
  新しい浄水器はダブル浄水方式で、抗菌活性炭と中空糸膜フィルターがついているので嫌な臭いや不純物を除去し、ミネラル分を残すようになっています。これらの技術は深刻な水不足に悩む途上国でも今後大いに活用が期待されています。これを機会に、生徒達が水についての関心を高めてくれることを期待しています。

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