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身近なことから始める~家庭における節電対策

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  原発事故の影響で、日本全体が節電ムードに包まれています。企業の中には夏場に土・日の休日を変更するところや始業時間を繰り上げるところも出てきました。本校においても生徒会が中心となって、エコ活動に取り組んでいますが、是非家庭においてもエコに対する意識を高めていただきたいと思います。先日の高校のPTA学級委員会の場で『家庭の節電対策メニュー』 というプリントを配布しましたが、その概要について紹介します。

①夏の日中(14時頃)゛は在宅世帯の平均で約1200ワットの電力を消費しています。
②エアコンが約半分(53%)、冷蔵庫が約4分の1(23%)であり、この二つで消費電力全体の約4分の3を占めています。
③外出中の世帯でも、冷蔵庫、温水洗浄便座、電気製品の待機電力等によって、約340ワットの電力を消費しています。
④節電メニューとして考えられるものをあげると次のようなものがあります。
   ◇エアコンの室温28゜Cを心がける
   ◇〝すだれ〟や〝よしず〟等で窓からの日差しを和らげる
   ◇無理のない範囲でエアコンを消して、扇風機を使う
   ◇冷蔵庫の庫温を「強」から「中」に変える
   ◇冷蔵庫の中に食品を詰め込まない
   ◇冷蔵庫の扉を開ける時間をできるだけ減らす
   ◇日中の照明を減らす
   ◇テレビは必要な時以外は消す
   ◇ご飯は早朝にタイマー機能で一日分まとめて炊く
   ◇温水洗浄便座の便座保温・温水のオフ機能、
     タイマー節電機能を利用する
   ◇リモコンの電源ではなく本体の主電源を切る
⑤また、エアコンのフィルターの定期掃除、冷蔵庫内へのビニールカーテン取り付け、掃除機の紙パックのこまめな交換、洗濯のまとめ洗い、節電のための家事スケジュールの設定、食器のまとめ洗いやシャワー時間の短縮等も節電には効果的です。
  
  これらの一つ一つの節電効果はごく小さいものですが、全員がこれらのことを心がけると、大きな削減につながります。そして、かけがえのない地球の環境を守ることにも繋がるのです。是非、各家庭において『わが家の節電対策』をお願いしたいと思っています。