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自産自消の薦め

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  本校では、さまざまな環境活動に取り組んでいますが、その一つが、校内での野菜作りです。環境活動の基本の考え方は、一人ひとりが〝身近なできることから行動に移す〟ということで、校内でイチゴやトマト、サツマイモの栽培を行なっています。このうち、イチゴの収穫は終了しましたが、今は5月に植えたミニ・トマトが次々と真っ赤な実をつけています。これらの実は食堂の調理人の方にお願いし、生徒達に提供していただいています。既に、夏期休業に入っていますが、補習や部活動で登校している生徒も多いため、折角実ったトマトが無駄にならないよう収穫をお願いしています。
  現在、私も近くの貸し農園と自宅の庭で、野菜の栽培に取り組んでいますが、最近は日曜日にも何かと予定が入りなかなか時間が取れないという状態でした。しばらく放置したままにしていたため、久しぶりに農園に足を運ぶと、畑一面に驚くほど多くの雑草が生い茂っていました。しかし、雑草を取り除くとトマトやシシトウ、ナス、キュウリが逞しく成長しており、多くの実をつけていました。早速、すべて収穫し、これらの野菜を調理しました。中には大きくなり過ぎたキュウリも混じっていましたが、晩の食卓は新鮮な野菜で一杯になりました。
  最近、地産地消が推奨されていますが、究極は自分で作った野菜を食べるという〝自産自消〟ではないかと思います。生徒達の中にも家庭で野菜作りを行なっている人もいるようですが、是非、食の大切さを知り、自家自給率を上げるという活動を推進して欲しいものです。