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近畿公立学校事務長会研究協議会の開催

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  7月8日(金)、上本町にあるホテルアウィーナ大阪において、『第35回近畿公立学校事務長会研究協議会』並びに『第9回近畿地区特別支援学校事務長・事務職員研究協議会』が開催されました。本日は、午前中に功労者表彰と総会、午後からは課題研究と記念講演、研究協議が行なわれ、300名を超える事務関係の方が参加されました。
  この研究協議の中で、『学校事務における組織マネジメント』と題して、「世の中の動き」「社会で求められる力」「教育をめぐる課題と学校の役割」「これからの学校づくり」「本校の取り組み」を中心に講演を行ないました。
  企業には、製造・販売・開発等のラインと経理・人事・企画等のスタッフがあり、相互に連携しながら経営を進めています。スタッフの役割はラインの仕事を見直すことにより、仕組みやシステムを変え、経営のトップを補佐することです。学校は企業と異なり、従来踏襲の定型業務を行なうということが多いようです。しかし、このやり方は環境の変化が少ない安定成長期には有効ですが、最近のように、環境が激変する時には経営の足を引っ張ることになってしまいます。そして、新たな仕組みやシステムを導入するのは、トップとスタッフの仕事なのです。まさに、今はスタッフの優劣によって、経営が左右されると思います。事務部門は学校におけるスタッフの役割を果たさなければなりません。
  学校は〝将来社会で役立つ力を育てるトレーニングの場〟であると思います。生徒を育てるという視点に立って、是非学校改革を進めていっていただきたいものです。
  本日は多岐にわたる内容で、しかも時間も限られていたため、十分な説明はできませんでしたが、今一度お届けしたレジュメで確認していただき、お解りにくい点があれば遠慮なくお尋ねください。