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期末考査を終えて

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  7月9日(土)、昨日で5日間にわたる期末考査も終了しました。関西地方も例年より10日以上も早く梅雨明け宣言がなされ、テストの重圧から開放された生徒達は、休憩時間に芝生の上でボール遊び等を楽しんでいます。また、期末考査の期間中、休止していた部活動も本格的に再開されました。
  月日の経つのは早いもので、あと11日で1学期も終了し、夏休みに入ります。この4月には各人がそれなりに目標を持ってスタートしたはずですが、3ヶ月あまり経過した現時点においては、相当大きな差が生じてきているのではないかと思われます。
  それでは、この差はどうして生まれるのでしょうか。私はこれまで多くの人とお会いしてきましたが、〝人間の能力にはそんなに大きな差はない〟ということを身を持って感じています。この差はしっかりとした生活習慣ができているかどうか、言い換えると日々小さな努力を継続してきたかどうかによって生じるものであり、学校の勉強だけではなく、スポーツや芸術、将来の仕事においても同じことが言えます。きっちりと目標を立て、その目標達成に向けて努力する。そして、日々の行動を振り返り、素直に反省する、例え失敗したり、うまくいかなくても諦めず、より良い方策を考え実行することが大切です。
  要は、日々の生活の中にP(Plan)-D(Do)-C(Check)-A(Act)のサイクルを組み入れることが大切なのです。人の一生も経営であると考えるなら、〝人生についてのマネジメント〟をしっかりと行なうことが必要です。、このサイクルを取り入れ、自分のものにしておけば社会に出てから役立つのは間違いありません。是非、中学・高校生活の中で『人生のマネジメントサイクル』の基礎を確立しておいて欲しいと思っています。