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林間学舎に出発

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  7月22日(金)、中学2年生が定刻前に校庭に集合しました。部活動で途中から参加する生徒を含めて、全員が参加するとのことです。この行事のスタートにあたって、私から〝将来、社会で活躍するためにはチームワークが大切であり、この林間学舎を通じて、集団で行動することを身につけて欲しい〟という話しをしました。その後、生徒達は4台のバスで2泊3日の大山での林間学舎に出発しました。
  本校では、中学生時代に同じ学年の仲間と寝食をはじめとする集団生活を共にすることにより、人間的な成長をはかることを狙いとして、平成6年度から各学年に宿泊行事を行なうことにし、この考え方に立って、中学2年では大山登山を柱とする林間学舎を実施することになりました。
  その後、平成20年に環境教育を導入するにあたり、宿泊行事との連携を基本の方針にすることとし、さまざまな案を模索していたところ、実にタイミングよく奥大山にサントリーの水工場が建設されることになったのです。そのため早速、5月にこの工場を訪問し、お願いしたところ、快く引き受けていただき、林間学舎のプログラムの中に加えてもらうことになりました。
  早いもので、今年で4年目になりますが、今回もサントリーの水工場の見学、ブナやナラの植林を行なう等の環境活動に参画することになっています。私も昨年、先輩達が植えた木が大きく成長している姿を見て感動しましたが、この活動を続けることによって、何年か先には〝雲雀の森〟になることを期待しています。
  そして、この林間学舎のメインは、中国山脈の最高峰である標高1709メートルの大山登山です。ホテルは標高800メートルの位置にあるため、垂直距離で約900メートル、3.2キロメートルの道のりを往復で約6時間かけて登下山することになります。生徒達にとってはいずれも初めての経験ですが、果敢にチャレンジし、達成感を味わって欲しいと思っています。