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聖母女学院との交流

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  この度、京都の藤森にある学校法人聖母女学院を訪問しました。聖母女学院は雲雀丘学園より長い歴史を持つ学園であり、同学院のモットーは創立者の言葉である「愛と奉仕と正義」です。これは家族・友人・隣人・社会・世界に仕え、不正義を決して赦さない神の正義を貫いていくことです。そのために、自らを鍛錬することによって、平和な社会を作ることに貢献できる人間に育っていくことを目指しておられます。
  聖母女学院の教育ビジョンは「従順」と「純潔」です。従順は、真理を探求する歩みの中で出来事を正しく判断し、正しいことをはっきりと表明し、それに誠実に従う強い意志を意味し、「純潔」は、真理を純粋に誠実に受け入れ、実践する生活態度を意味しています。当日は藤森から学院までの間、多くの生徒達に会いましたが、素直で上品な印象を持ちました。
  同学院は短期大学から幼稚園までを有する総合学園ですが、このような素晴らしい教育ビジョンを有しながら、ここ数年優秀な生徒が入学してこないという状況になっています。
  今回は経営のトップである校長・教頭、園長をはじめとする幹部の方々との意見交換を行ないましたが、正直なところ、思い切った改革が進んでいないように感じました。今回の研修会を機に、幹部が団結して改革に向けての力強い第一歩を踏み出して欲しいと思っています。


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