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学校経営~ITの積極的な活用をはかる

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  夏休みも残り少なくなってきましたが、本校では生徒が登校していない長期休業中に施設の補修や設備関係のメンテナンスを行なうことにしています。今年の夏には中央棟のエアコンのメンテナンスとパソコンの全数入れ替えを実施しました。
 お盆明けの17日に出勤すると、校長室のエアコンとパソコンが新しいものに入れ替わっていました。早速、パソコンを開いてみましたが、セキュリティー対策がなされていることやバージョンアップが図られていること等によって、かなり操作が複雑になっているようです。一般的に学校は民間企業に比べるとIT化が遅れているように感じていますが、本校においては、既に校内LANが設置され、一人一台のパソコンが配備されています。新校舎の建設に伴い、情報の迅速な伝達や共有化、資料の削減によるペーパーレス化、業務の効率化等をはかってきましたが、まだまだ十分とは言えません。今回は、これまでパソコンの共有をお願いしていた非常勤の先生方にも一人一台の配備を行なうことになりました。
  今の世の中は情報化とグローバル化が急速に進んできています。IT化のメリットははかり知れないものがあるため、多くの企業ではこのIT環境を高めることによって、単なる業務の合理化だけでなく、すべての業務の仕組みやマネジメントのあり方そのものを変えようとしています。そのため民間企業におけるITは経営戦略の一つに位置づけられており、トップダウンで推進されています。
  これからは、本校においてもマネジメント改革や教材の共有化による授業の質的向上をはかるためのツールとして大いに活用していくことが必要であり、IT化の推進は学校経営の仕組みを変えるという意味で、非常に重要な役割を担っています。そのためには、各人のITスキルのワンランク・アップをはかり、
新たな仕組みやシステムを構築していくことが重要であると思っています。