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塾長対象入試説明会の開催

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  9月12日(月)、10時半より塾長の皆さんを対象にした入試説明会を開催しました。この催しは例年この時期に実施していますが、残暑厳しい中にも関わらず、約160名の方に参加いただきました。
  最初に私から日頃のお礼と学校改革についての基本の考え方をお話しし、次いで教頭から現在の学校の状況についての説明を行ないました。続いて学校の教育活動についてのビデオを紹介した後、入試広報部長から本年度の入試結果と来年度の入試についての変更点等の説明を行ないました。
  これまで、多くの機会に学校改革にあたっての基本的な考え方は〝創立の精神の体現である〟ということを取り上げてきました。創立の精神というのは「何のために学校が存在するのか」という基本理念ですが、雲雀丘学園においては『孝道』です。つまり〝親孝行のできる人は立派になれる〟というものであり、将来社会で役立つ人材を育てることを謳っています。従って、何を行なうにしても常にこの創立の精神に照らしてみることが大切なのです。これを実現するために、本校では「人間力」と「学力」の二つを兼ね備えた人材の育成を目指しています。あえて、順位をつけるということになると、私は「人間力」が1番であると思っています。
  学校改革の大きな柱は平成19年からスタートした「高校のコース制」と翌平成20年の「中学のコース制」ですが、到達目標時点を平成25年に定めています。実はこの年は一貫選抜クラスが中学1年生から高校3年生まで揃う、つまり「中学のコース制が完成し、新コースで入学した最初の学年が大学に進学する年」ということになります。このように、本校では「全員で」「全力で」「できるだけ早く」といった抽象的な表現ではなく、明確に到達目標を設定しています。また、現在、平成26年以降のあるべき姿を模索しています。学校改革は今のところ、ほぼ順調に推移していますが、年々環境が目まぐるしく変化しており、全く気を抜くことはて゛きません。メーカーが毎年、新製品を出していくように、常に新たな取り組みを行なっていくことが大切であると思っています。
  本日は一方的な説明になってしまいましたが、来年度の入試についてはこれから塾の皆様と十分な打ち合わせを行なっていきたいと考えていますので、忌憚のないご意見、ご要望をお寄せいただきますようお願いします。