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指定校推薦入試受験者への講話

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  10月8日(土)午後、高校3年の指定校推薦入試を受験する生徒に対する講話をパワーポイントを使って行ないました。近年、少子化の影響で、生徒数は減少傾向にあり、大学としては早期に入学者を確定したいということで、多くの高校に指定校の枠を付与しています。このため、本校の指定校枠も年々増加してきており、現在は500を超える数字になっています。これは、学校、学部を選ばなければ、生徒一人当たり平均2つの推薦枠があるということになります。しかし、本校では進学にあたって、単に大学の名前を重視するのではなく、あくまで将来の進路を考えて大学と学部を選ぶように指導しています。また、選抜特進のクラスについては、指定校の推薦はしないということにしています。このため、今年は、この枠を利用する生徒の割合は一桁台、約40名ということになりました。
  本日のテーマは『これからの社会で生きぬく力」~世界が変わる、日本が変わる、仕事が変わる、仕組みが変わる~です。最初に、指定校推薦は大学と本校との信頼関係がベースになっている、言い換えるとこれまでの先輩達の実績に基づいている、ということを紹介し、雲雀丘学園を代表しているという気持で取り組んで欲しいという話をしました。続いて、世界や日本の現状、これからの世の中のトレンドを説明し、今、日本はまさに正念場を迎えていること、一方で急速な技術革新によってこれから新しい仕事や仕組みが続々と生まれてくること、世界で役立つ仕事は限りなくあること、社会で活躍するためには、人間としての土台をつくること、そのためには雲雀丘の創立の精神や校是をしっかりと体得し、充実した学校生活を送ることが大切であるとの話をしました。そして、大学入学がいち早く内定しても、浮かれることなくクラス一丸となって、センター試験に臨むことをお願いしました。生徒達が最後まで目標を持って高校生活を送ってくれることを期待しています。