第2回学園PTA協議会の開催
10月15日(土)午後、中・高等学校、小学校、幼稚園の各PTA会長・副会長と常務理事、事務局長、校園長・教頭の21名のメンバーが出席し、学園PTA協議会が開催されました。この会合は、毎年4月と10月の2回開催されています。
最初に学園のPTA会長と常務理事から挨拶があり、続いて各校園のPTA会長から活動の報告、各校園長・事務局長から本年度前半の取り組みについて報告しました。私は現在進めている学校改革が第2ステージに入り、中学校にコース制を導入した年に入学した生徒が高校1年生になってきていること、外部模試の結果も伸びてきていること、遅刻者が激減してきていること、学校行事も活発に行なわれていること等をパワーポイントで説明しました。また、より理解を深めていただくために、これまでの学校改革の取り組みをまとめた『骨太のリーダー育成を目指して』という資料をお渡ししました。
その後、PTAの役員の皆さんと活発な意見交換が行われました。とりわけ、幼稚園から小学校、中高までの一貫教育や各校種間の連携についての貴重な意見も出されましたが、これは私自身も以前から感じていることです。中高についてもこれまで必死に学校改革を進めてきましたが、今は各校種が独自に教育活動を行なってきています。本学園は幼稚園から高校までで大学がありませんが、これを最大のメリットと受け止め特色づくりを目指していくことが必要であると思っています。
また、本校では家庭と学校が連携して子どもを育てるという「共育」を教育目標に掲げていますが、日常多くの中学生、高校生と接していて家庭教育が非常に大切であることを痛感しています。とりわけ幼少の頃にどのような育ち方をしてきたかによって物の考え方や行動パターンが決まってくるは間違いありませんし、大きくなればなるほどこれらを修正するのは難しくなってきます。
これからも家庭と学校が連携し、学園に集う保護者と先生が力を合わせて、子ども達を育てていきたいものです。