兵庫県私立学校事務研究会研修会の開催
10月16日(金)、本校において兵庫県私立学校事務研究会の研修会が開催されました。
出席者は、東洋大学附属姫路高等学校の加藤文則校長、淳心学院の村上法人事務局長をはじめ各校の事務局長・事務長の皆さんです。
9時にバスで到着された後、4グループに分かれて、中学・高校、小学校、雲雀丘幼稚園、学園講堂等を見学いただきました。続いて、私から『学校事務における組織マネジメント』~事務職員が学校経営に果たす役割と題して約1時間の講演を行ないました。
講演では、世の中の動きに触れた後、社会で求められる力、教育をめぐる課題と学校の役割、最後にこれからの学校づくりについて説明しました。本校では現在、学校改革を推進していますが、この中で校舎・施設等の教育環境の整備や業務の合理化等事務部門が中心になって取り組んできていることが多くあります。私は学校経営の中で、事務部門の果たすべき役割は非常に大きいと思っています。単に事務処理をするという考え方ではなく、校長のスタッフに徹する、言い換えると校長を補佐するという姿勢が必要です。そして、種々雑多な先生の仕事を標準化し、生徒と接する時間を生み出してあげることも重要な役割の一つです。以前から感じていることですが、事務という名前を〝学校総務〟とか〝経営企画〟に変えるというのも一方ではないかと思っています。
事務職員の皆さんが強い志を持って、それぞれの学校改革に取り組んで欲しいものです。