« 読書のすすめ~日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか | メイン | 第3回中学入試説明会の開催 »

中1・高1 学年懇談会

278.jpg 009.jpg
      < 中1 講堂 >         < 高1 社会科教室 >

高1-1.jpg 006.jpg
                < 高1 文化館視聴覚室 >
 
  本校では先週から土曜日を利用して、学年毎に保護者懇談会を開催しています。11月5日(土)、午後1時半から講堂で中学1年の保護者懇談会、3時から文化館視聴覚室で高校1年選抜特進・一貫選抜コースの保護者懇談会が開催され、それぞれ冒頭の挨拶を行ないました。
  各学年の現状については、随時把握するようにしていますが、それぞれ課題が異なっています。そのため、よりきめ細かい内容をお伝えしていくことが必要であるという考え方に立って、高校についてはコース別開催にしています。本日の午後には、高校1年の特進コース、高校2年の選抜特進コースの懇談会も開催されました。
  私はできる限り、保護者の皆さんと懇談の場を持ちたいと思っていますが、すべての懇談会に出席することができないため、本日は教頭と分担して出席することになりました。
  中学1年では入学後7ヶ月が経過した現在の印象として、クラスとしてのまとまりも出てきており概ね元気で学校生活を楽しんでいること、挨拶や頭髪、服装等は個人差はあるものの良好であること、一方で落ち着きという点では今一歩であり、学力面では次第に個人差が拡大しつつあること等をお話しました。そして、次第に要領だけではこなせない段階に入ってきているため、生活習慣・学習習慣を身につけることが何よりも大切であり、家庭においてもしっかりと指導して欲しいということを伝えました。
  高校1年生では、大学進学に向けて文理選択の時期になっているが、大学進学が最終目的ではないこと、将来どういう分野に進みたいかをしっかりと考えた上で学部(学科)・大学を選択すること、絶対に目標を切り下げないこと、本年より国公立大学対応型のカリキュラムに切り替えていること、学校改革も第二ステージに入っていること等を話しました。
  また、2つの学年に共通する内容として、これからの社会が大きく変わり、新しい仕事や仕組みやシステムが生まれ、世界で活躍する場が広がってくること、社会で役立つ力のベースは中学や高校時代に養成されることをお伝えしました。
  家庭と学校とが連携して子ども達を育てていくという『共育』、すべての者が学習していくという『共学』が何よりも大切であると思っています。生徒達が逞しく成長してくれることを心より願っています。