伊江島の皆さんへのお礼状
沖縄の研修旅行から間もなく一ヶ月半が経過します。参加した生徒達はそれぞれ伊江島の民泊でお世話になった皆さんにお礼状を書いていますが、私はこの間学校と大阪府の教育委員会の仕事でほとんど時間がとれず、今までお礼状を出すことができていませんでした。やっとこの休日を利用して、『新たな出会いで絆を結ぶ』という言葉を添えた写真をお世話になった全家庭にお送りしました。
私にとって伊江島観光協会の方とは2年ぶりの出会いでしたが、実に暖かく出迎えていただきました。とりわけ専務理事の小濱氏とは伊江島の実情等色々なことを話し合いお互いに心が通い合っていることを実感することができました。。今回も観光協会を訪れましたが、壁には2年前に私がお送りした安岡正篤氏の『縁尋機妙』という言葉を添えた写真が掲げられていました。。
人間の一生にはさまざまな人との出会いがあり、この出会いを通じて成長していくと思います。これまでの経験から社会で活躍されている人はほとんど例外なく、素晴らしい人脈をお持ちです。つまり縁を活かせるかどうかはその人の気持ち次第です。 生徒達が今回の研修を通じてお世話になった伊江島の皆さんとの縁を大切にし、これからも心の交流をはかっていってくれることを願っています。
伊江島は南北3km、東西6kmのピーナツ状の島ですが、人口は徐々に減少し、かつて5500人いた人口も年々減り続けています。現在、日本の地方で起こっていることの縮図がこの島にも見られます。島を活性化するために、観光協会の皆さんは智恵を絞り出しておられます。これからも伊江島の皆さんとの絆を深め、互いに連携をはかることにより何とかお役に立ちたいと思っています。