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第40回英語暗唱大会の開催

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 12月19日(月)午後、中学生を対象とした英語の暗唱大会を開催しました。この催しは今年で40回を迎える本校の伝統行事の一つになっています。
  各学年では数ヶ月前からそれぞれの指定された課題文に全員で取り組んできました。そしてクラス毎に選考を行い、各学年代表の計28名が選ばれスピーチを行ないました。
  今年の暗唱文は中学1年が『旅人とクマ』 (英語タイトルThe Travelers and the Bear)、中学2年が「古い指輪」 (The Old Ring)、中学3年がキング牧師のスピーチ『私には夢がある』 (I Have a Dream)でした。出場者にとっては、生徒や先生、保護者等多くの聴衆の前で、しかも英語で発表することは初めてという人がほとんどです。恐らく物凄く緊張していたと思いますが、一人ひとりがそれぞれに工夫を凝らし、ジェスチャー等を交えながら舞台で堂々と発表しました。関係の先生からは、本日に至るまで一人一人が随分練習してきたと聞いていましたが、この努力の成果が顕著に現われていたように感じました。
  私は冒頭の挨拶で、現在、英語が使われている国は世界で約80あり、4人に1人が英語を話していること、グローバル化が進む中にあって、これから益々英語の重要性が増してくること等を話しました。
  日本人はこれまで英語に対して苦手意識を持つ人が多かったようですが、このままでは国際社会で活躍することはできません。そのため、近年、日本企業においても語学力を採用や昇進の条件にするところが増えてきています。これからは、あらゆる場面で英語でのコミュニケーション力やプレゼンテーション力が非常に大切になってきています。
  この催しを機に、生徒達が更に語学力の伸長をはかリ、将来国際社会で活躍する人材になってくれることを願っています。