平成24年度大学入試前半戦の結果
近年の大学入試は実に多様化してきており、センター入試の前に国公立大学の公募制推薦・AO入試や私立大学の指定校推薦、AO入試等が実施されています。とりわけ私立大学では約半数がこれらの入試で合格しているということになっています。以前、本校ではこれらの入試を受ける生徒はほとんどいませんでしたが、年々センター入試前に、これらの入試にチャレンジする生徒が増加してきています。特に、本年度は選抜特進コースの生徒を中心に、防衛大学にも数多くの生徒が受験しました。これらに加えて、私立大学の指定校推薦による合格者もおり、入試前半を終えた現時点では次のとおりとなっています。
(1)国公立大学 6名・・・大阪府立 2名、 滋賀、京都教育、神戸市看護、兵庫県立、各1名
(2)防衛大学校関係(一次) 35名・・・防衛医科 1名、 防衛 31名、看護 3名
(3)私立大学 150名・・・関西 10名、 関西学院 12名、 同志社3名、 立命館 5名、 京都産業 3名、近畿 12名、 甲南 3名、 龍谷 5名、 京都女子 3名、 同志社女子 7名、 神戸女学院 8名、甲南女子 8名、 武庫川女子 5名、 京都外語 1名、大阪薬科 4名,京都薬科 1名、神戸薬科 4名、関西外語 4名、大阪工 4名、創価 1名、日本 1名、金沢工 2名 等
(4)短大他 9名
本年の特徴は、国公立大学への合格者が現時点で既に昨年を上回る6名になったこと、防衛大学関係の1次合格者が35名と大幅に増加したこと、昨年に引き続き難関の防衛医科大学への合格者が出たこと等です。
これらの公募推薦やAO入試を受験する生徒に対しては、推薦書や小論文の書き方、面接等の細かい個別指導が必要であり、さまざまな業務を行なっている担任だけでは十分な指導ができません。そのため、受験にあたっては進路指導部の先生を中心に指導を行なってきました。また、私も時間の許す限り、これまで個別指導をしてきましたが、それなりの成果は出てきているようです。
今後は、キャリア教育と合わせて、もう少し早くこれらの入試に対する指導を充実させていきたいと思っています。