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英語検定の実施

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  1月21日(土)午後、英語検定試験を実施しました。受験者は中学3年と高校2年の全員と中1・中2・高1・高3の希望者の合計432名です。実施級は3級、準2級、2級ですが、中2で準1級、中3で2級を受験する人もいます。試験の内容は筆記試験とリスニングになっており、生徒達は真剣に問題に取り組んでいました。
  近年、グローバル化の進展に伴い、新興国が急速に経済発展してきています。多くの日本企業はこれらの国で積極的に事業を展開しようとしてきていますが、このために必要な国内人材が不足しているのです。これらの人材の要件としては、日本とは全く異なる環境下で働くという強い思いや現地の人と共生する気持、豊かな人間性、専門能力、教養、日本人としての伝統精神といったものがあげられますが、何と言ってもコミュニケーション力がベースになります。そして、このツールとしての語学力が今後ますます重要になってきています。世界にはさまざまな言葉がありますが、その主流は何と言っても英語です。
  現在、世界で英語を話す人は14~15億人ですが、このうち英語を「母国語」として話す人はアメリカ人、イギリス人、オーストラリア人、ニュージーランド人等、4億人弱に過ぎません。この他にイギリスやアメリカの植民地であったインドやフィリピン等、60を越える国で英語が「公用語」か、それに準ずる「第二公用語」等として使用されています。また、今は世界のどこにいっても、ほぼ英語でコミュニケーションできるようです。
  これから色々な国の人達と一緒に仕事をしたり、生活することが増えてくるのは間違いありません。最近日本企業の中にも英語で社内会議を開催しているところも出てきており、英語はますます重要になってくるでしょう。生徒だけではなく教員も含め全員が英語力のアップに努めていきたいものです。