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自らの道を切り拓く

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  新年を迎え、皆さんはそれぞれの思いを持ってスタートされたのではないかと思います。
  お正月の楽しみの一つは年賀状ですが、今年も多くの方から年賀状をいただきました。中には何年もお会いしていなくて、年に一度年賀状を通じて息災を確認している人もいますし、思いがけない方からのものもあります。小学校・中学校・高等学校・大学時代の友人やバレーボールを通じて知り合った人、以前勤務していた会社関係の人、それに現在の教育関係の皆さん等さまざまです。年賀の挨拶だけのもの、近況が詳しく書かれているもの、直筆の書や絵が描かれているもの等それぞれの特徴があって興味深く拝見しました。また、教育の仕事に就いて10年になるため、社会人として元気に頑張っている生徒からの年賀状も何通か含まれており、嬉しく思いました。一方で毎年いただく人から年賀状が届かないと何か気になるものです。
  近年の年賀状で目に付くのは、新しい生活をスタートさせている人が随分多くおられるということです。年々定年を迎える人も増えてきており、これを機に永年の夢であったスポーツや趣味をやり始めた人、ボランティア活動に注力している人、大学に再入学して勉強を始めた人、海外に移住している人、永年にわたって培ってきた経験やノウハウ、技術力を活かして新たな仕事に就いた人等さまざまです。また、若い人の中にも思い切って新たなことにチャレンジしている人も多数おられます。
  今は非常に厳しい経済情勢下にありますが、こういう時代には受身でいる限り、いつまで経っても物事は解決しません。高い志を持ち〝自らの道を切り拓く〟という姿勢で積極的に行動することが大切であると感じています。