中学入試を終えて
1月18日(水)、中学前期A・B日程入試に続いて後期入試を実施しました。本年度、経済情勢が非常に厳しい中にも関わらず、多くの方に受験していただき、前期・後期合わせた受験者数は792名(昨年696名)となりました。本日の後期入試の受験生はほぼ全員がこれまでに複数の学校を受験しており、最低でも3回、多い人では6回ということになっています。また、前期入試とは異なり、国語と算数の2科目の筆記試験を行ないました。その後、受験者全員に面接を実施しましたが、中には、本校での3回の入試をすべて受けている人もおられました。先生方も何とか筆記試験の結果が合格基準に達して欲しいという思いを持ちながら、面接にあたったようです。そして、午後から厳正に採点業務を行ない、明日の判定会議の資料を作成しました。
これまで入試説明会や入試相談会でもお話ししているとおり、本校の生徒募集の基本の考え方は、〝一定の学力レベルに到達している人には、教室等の施設面を考慮し、できるだけ入学していただく〟というものです。この結果、今年も入学者数が増えることになりそうですが、お預かりしたお子様に対しては学校として全力で育てていきたいと考えています。
なお、コースが『一貫選抜』と『発展』に分かれており、受験生や保護者にはさまざまな受け止め方があるようです。一貫コースは勉強ばかりしなければならない、授業時間数が多いためクラブ活動ははできない、国公立大学を目指すには一貫選抜コースに入っておかなければならない、発展コースはレベルが低いから、学習面ではそう頑張らなくてもよい等といった意見です。
これらはすべて誤解であり、どちらのコースにおきましても、文武両道を目指して子ども達をしっかり育てていきたいと思っています。これから入学されるまでには2か月以上あります。この間に保護者の皆さんにおかれましては疑問点はどしどし質問していただきますようお願いします。また、本校の教育方針や教育活動等につきましては、色々なことを伝えていきたいと思っています。