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平成24年度学校経営計画の策定

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 2月1日(水)、新しい年になって既に1か月が経過し、今日から2月に入りました。現在、私立の中学・高校においては、中学入試が終わり、ほぼ来年度の入学者が確定し、引き続き2月10日からの高校入試に向けて準備を進めています。本校でも昨日、前期日程の入学願書受付を終了しましたが、志願者は992名と過去最高になりました。これはひとえに皆様のご支援のお蔭であると心より感謝しています。また、並行して各大学の入試がスタートし、高校3年生は合格を目指して懸命に取り組んでいます。そして、先生方も何とか生徒が希望する進路を実現させたいという思いで、通常の授業以外に入試対策として「特別講習」や「面談指導」等に注力しています。
  このように、各先生は相当ハードな勤務をこなしていますが、この時期に絶対検討しておかなければならないのは『平成24年度の学校経営計画づくり』です。この中には教育内容をどうするかということは勿論、カネと人をどうするかという『予算計画』と『人事計画』も含まれます。また、来年度の学校計画を検討する際には、中期の視点を取り入れ着地点を明確にしておくことが必要です。そうしないと単年度ベースの取り組みになってしまい、最終の姿を描くことはできません。これから新年度に向けてのステップは、まず「全体の学校経営計画を作る」、次に「学年主任や分掌長、教科主任を任命する」、続いて「部門毎の計画を作る」、そして最後に「各人の目標を設定する」ということになります。
  経営の質を高めていくためには1つの目標に向って、それぞれの仕事が繋がっており、教職員の協力体制が築かれていなければなりません。言い換えると、個人レベルではなく組織で動くということが必要なのです。従って今一度、学校のビジョンやあるべき姿を明確にして、衆知を集めた全員経営を推進していきたいと思っています。