高校前期入試を終えて
《現在のコース制の概要》
2月11日(土)、〝建国記念の日〟の祝日ですが、昨日に続いて入学者選抜業務を行ないました。今回は受験者が1000名近いこともあって、採点がすべて終了するのは深夜になるのではないかと思っていましたが、全員の協力で何とか無事にデータ登録することができました。本日は朝から管理職と入試広報の主要メンバーが校長室に集まり、登録した基本データの分析を行ない選考案を作成しました。そして、午後からは全教員が出席して入学者選考会議を実施しました。
会議では、全体の概要について私から説明した後、中学入試と同様、各教科から出題の意図や結果についての報告を行ないました。今回はコース制導入後6回目の入試ということになり、コース制は完全に定着したようです。また、年度別の採点結果については単純に比較することはできませんが、かなり難問を出題した割には、平均点は少ししか下がらず、受験者のレベルは年々確実に上がってきているようです。
専願者の方には、面接を通じて志望動機をお聞きしましたが、進路実績が向上していることや学習環境が整っていること、しっかりと学習指導してもらえるといった意見が多かったように感じています。
また、今回、本校を受験された皆さんの中には、これから兵庫や大阪の公立高校の受験に臨まれる方も多いと思います。今は精神的にも苦しいとは思いますが、自分が苦しい時には他の人も苦しいのです。このような厳しい状況の中で、成否を分けるのはいかに最後まで集中力を持続していけるかどうかにかかっています。そして、社会に出ると、この様な試練の場が次々と待ち受けています。そう考えると受験というのは人生における節づくりであるのは間違いありません。この経験はきっと将来役立つと思います。困難から逃げようとせず、受験を前向きに受け止めて目標達成に向けて全力を尽くして下さい。
なお、合否の結果は、本日の夕方速達便で郵送させていただきましたので、遅くとも月曜日にはご自宅の方にお届けできる見込みです。インフルエンザが流行していますので、くれぐれも健康には留意して下さい。