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修了式・離任式を終えて①

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  3月19日(金)、学園講堂で修了式、離任式を実施しました。既に高校3年と中学3年は卒業しているため、対象は中学1年、2年と高校1年、2年です。
  修了式では、この1年間、部活動や校外活動で顕著な成績をあげた生徒に対する特別表彰を行ないました。表彰の内容は明るい選挙啓発ポスターコンクール入賞、朝永振一郎記念「第6回科学の芽賞」受賞をはじめ、華道部、写真部、放送部、演劇部、囲碁将棋部、ギターマンドリン部、剣道部、女子テニス部の部員達で、総数91名ということになりました。部活動の特別表彰は県大会3位以内の入賞が対象ということでかなりハイレベルなものになっています。コース制を導入した時には、進学だけを目指す学校にするのかといった意見も数多くありましたが、近年部活動の面でも活躍が目立つようになってきています。
  修了式の式辞では次のような話をしました。
  〝先程、特別表彰を行なったが、これだけ多くの人が受賞するというのは素晴らしいという一語につきる。これからもしっかりと活動して欲しい。あと半月で、新しい学年がスタートするが、この間に是非やってもらいたいことがある。それはこの一年間の反省をきっちり行なうということである。一年前に立てた計画の中で、何ができたのか、また何ができなかったのか、を確認することが大切である。特に、できなかったことに関しては、何故できなかったのかという原因を明確にしなければならない。そうしないとまた同じ失敗を繰り返すことになってしまう。その上で、新しい学年に向かって、計画を立てる。昔から「段取り八分」という言葉があるが、これは仕事を進める上で、事前の準備がいかに重要かを表した言葉で精度の高い計画をキッチリ立てておけば、その仕事は8割完了したも同然であるという意味である。
  「全力で頑張ります、できるだけ早くやります」という曖昧な言い方をしていては、計画はなかなか達成できない。課題を洗い出し、具体的にやるべきことを決め、いつまでにやるということを明確にしておくことが大切である。今、プロ野球でも、キャンプやオープン戦を行なっているが、開幕本番を前にしたこの段階での準備がシーズンを左右することになる。皆さんもこれからの半月間は規則正しい生活を心掛け、万全の状態で新年度を迎えるようにして欲しい。〟 (続く)