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新しい学校長へのバトンタッチ

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  本日で、中学・高等学校の校長を退任することになり、影浦新校長にバトンをお渡ししました。この6年間、影浦先生は教頭という立場で、強いリーダーシップを発揮され学校改革の中心的な担い手として私を全面的に補佐していただきました。多くの先生方の協力を得ながら、影浦先生と二人三脚で学校改革を推進してきたと思っています。私のように全く学校の状況を一から勉強しなければならないということもありませんし、これまで次年度以降の中期的な取り組みについても何度も話し合ってきました。また、入口・校内・出口を固めるためのさまざまな経営の仕組みを作り、これらを充実させてきました。
  現在、本校の経営は『良循環』のサイクルに入りかけていますが、これを更に力強く推進していかなければなりません。そのためには平成25年度を最終目標とする〝学校改革の第2ステージ〟の幕引きをしっかりと行ない、更に〝第3ステージのあるべき姿〟を構築していくことが大切です。新体制の下、更なる飛躍を期し全教職員が力を合わせて経営改革を継続し、関西を代表する学校を目指して欲しいと思っています。
  4月からは新たに雲雀丘学園の顧問に就任することになり、大阪府の教育委員も継続しますので、完全に教育の仕事から離れることはありません。学園を取り巻く環境は大きく変化しており、幼稚園から小学校、中学・高等学校まで、さまざまな課題を有していますが、今はそれぞれの校種においてこの解決に向けて懸命に取り組もうとしています。従って、私から直接指示するということではなく、これまでの経験やノウハウ、人脈等が生かせる範囲で経営のお手伝いをしていきたいと考えています。
  最後に、今回の退任にあたっては多くの皆さんから暖かいお心遣いをいただき、本当に有難うございました。この『校長通信』も影浦新校長に引き継ぎます。これまで凡事徹底の一環ということで、毎日書き続けてきましたが、最近は月間のアクセス数が約1万件、平均すると1日では300件以上ということになっています。これまで実に多くの方に読んでいただき心より感謝しております。
  
  なお、外部の多くの方から学校経営全般に関する情報を引き続いて伝えて欲しいという意見をいただきました。これを受けて、何人かの方と相談した結果、新たにホームページを開設することにしました。毎日更新することはできませんが、これまでの企業や学校で経験したことを中心に伝えていきたいと思っています。

http://schoolmanagement-lab.com/   
スクールマネジメント研究所(4月から開設)