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H23.3.27 理事会・評議員会

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  3月27日(火)、平成23年度理事会・評議員会が開催されました。最初に鳥井理事長からご挨拶があり、役員・評議員の選任が行なわれ、次年度の体制が決定されました。既に、校内では発表されていますが、これにより私の理事・中学・高等学校校長の退任と次期校長となる影浦教頭の理事昇格が正式に決定されました。次いで、松下常務理事から私学を取り巻く環境や他の私学の動き、学園の教育並びに経営方針についての説明があり、平成24年度事業計画・予算案の承認決議がなされました。
  お蔭様で、学園の決算は中学・高等学校の生徒募集が順調に推移したことや経費の節減等で、大幅に良化し積立金を増額させることができました。続いて中学・高等学校、小学校、雲雀丘幼稚園、中山台幼稚園からそれぞれ次年度の教育ならびに経営方針についての説明がなされました。
  その後、昼食をとりながら意見交換がなされ、退任および新任の理事・役員からそれぞれ挨拶を行ないました。私はこの6年間の皆さんからのご支援に対する感謝の言葉を述べ、これまで取り組んできた学校改革についての取り組みについて感想を交えてお話しました。当初は必ずしも、この改革が全面的に受け入れられた訳ではなく、必ずしも一枚岩ではありませんでした。しかし、多くの先生の懸命な取り組みによって、中学の志願者・入学者、高校の志願者・入学者、国公立大学の合格者、無遅刻者、部活動の理事長表彰者が過去最高となる等、良い形で引き継ぐことができ本当に良かったと思っています。
  現在、本校では、『改革の第二ステージ』と位置づけ、一貫選抜コースが中学1年生から高校3年生まで揃う〝平成25年・2013年〟を目指して、さまざまな取り組みを行なってきています。これまではほぼ順調に推移してきていますが、私学を取り巻く環境は大きく変化してきており、まだまだ課題は山積しています。新しい体制の下、この第2ステージをしっかりと仕上げ、これに続く『第3ステージ』のあるべき姿を構築する。そして、学園ビジョンに掲げている〝関西を代表する一流の私学〟を目指していただきたいと思っています。