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国公立大学に67名が合格

   国公立大学合格者の推移.jpg
  先週末で国公立大学の後期試験の合格発表がほぼ出揃いました。まだ一部浪人生からの連絡がないものもあるため、これが最終の数字ではありませんが、合格者は過去最高の67名ということになりました。内訳は現役生が61名、浪人生が6名で、現役比率は9割を超えています。
  振り返ると平成19年に高校にコース制(選抜特進・特進Ⅱ・特進Ⅰ)を導入し、2年前にこのコース制最初の卒業生が出ましたが、国公立の合格者は25名から50名と倍増しました。続いて昨年は55名とこれを更新、更に今年はこの数字を大幅に上回ることになりました。今年の大学入試において特筆すべきは、難関の京都大学に3名、大阪大学に8名、昨年に続いて医学部医学科に1名が合格、公募推薦入試や後期試験での合格者が増加したことがあげられます。また、今年は防衛医科大、防衛大、自衛隊看護学校にも多数の生徒が受験し、35名の合格者を出しました。私学受験については昨年のように1人が多くの大学・学部を複数受験することは少なくなり、絞込みの傾向がでてきています。
  学校全体として、幅広い学習をさせるために国公立大学へのシフトをはかってきていますが、この指導が浸透しつつあるようです。また、高校3年の学年団や進路指導部が中心となって、学校あげてセンター試験後の前期・中期・後期試験対策に取り組みましたが、これも合格者の大幅増に繋がったようです。そして、最後まで学校に来て補習を受けていた生徒の合格率が高いという顕著な結果も出ています。
  先週の土曜日に、併願者の入学ガイダンスを行ないましたが、参加者は残念ながら志望する公立高校への入学が果たせなかった生徒達です。この中でも触れましたが、今年からカリキュラムを全面的に国公立対応型に改訂すると共に進路実現に向けてさまざまな取り組みを充実させてきています。今年の生徒達は最初から自分なりの進路目標を持っている人が多いようですが、気持ちを切り替えて3年後、是非目標を達成して欲しいと思っています。
  0324006.jpg   《高校併願者ガイダンス》