校内で見つけた小さなボランティア
新年度に向けいろいろな準備を行っていますが、図書室も生徒たちに使いやすいようにと、図書館システムの更新とカウンター周りの改修を行っています。その様子を見に行くと、数名の生徒たちが図書館司書の先生と一緒になって、本棚や本を移動させていました。てっきり、図書委員か係の仕事として割り当てられた生徒が手伝っているのだと思っていました。ところが、聞いてみると、そうではなく自分たちからすすんで手伝いをしてくれているのだということが分かりました。春休みなのに、このために学校へ出てきて手伝ってくれているのです。うれしい話です。
自主的に無報酬で公共に益する行為をすることをボランティアといいますが、ここで見た光景は、まさにボランティア活動です。たとえどんな小さなことでも、何か人のために役立つことをするということは大切なことだし、人の心を打つものです。私たちの知らないところで無数の小さなボランティアが行われている学園であることを期待しています。