« 授業は自分を成長させる場 | メイン | クラブ活動のすすめ »

「治に居て乱を忘れず」・・・

H24.4.18%E9%81%BF%E9%9B%A3%E8%A8%93%E7%B7%B4%20%284%29.jpg H24.4.18%E9%81%BF%E9%9B%A3%E8%A8%93%E7%B7%B4%20%285%29.jpg
 火災が発生したと想定して、避難訓練を実施しました。阪神大震災後に生まれた生徒の方が多くなりましたが、昨年の東日本大震災は、鮮明な記憶として生徒たちの心に残っていると思います。
 地震、津波、台風など自然界のエネルギーは大変なものがあります。人間の力ではどうしようもないことがありますが、こういった災害が起こる時には、天災だけでなく人災という側面が少なからずあります。自然の猛威に、私たち人間の力はあまりにも無力ですが、人災は防がなければならないことです。学校においては、施設設備の日常の点検整備、火元の管理や実験室で使用する薬品の管理など気をつけないといけないことがたくさんあります。また、「治に居て乱を忘れず」ではありませんが、乾パンや水などの備蓄も行っています。「ことが起こったら」どうするかということと同時に、「ことを起こさない」取り組みも進めていきたいと考えています。

 防災の話ではありませんが、中学も高校も今日の放課後、担当者会を行っています。学年の授業に係わる先生が集まって、学年の方針をはじめ授業を行う上での留意点や生徒を指導する上での情報の共有を行います。生徒を指導する上での先生のネットワーク、「大人のネットワーク」です。「授業は自分を成長させる場」だと言いましたが、そうするための準備の一環です。
 防災と担当者会、全く違うことですが何か共通するところがあるように感じます。