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進学実績が示すもの  その4

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 コース制導入後、進学実績は飛躍的に向上しました。選抜特進は、明確に難関国公立大合格を目指すという目標を掲げていますので、生徒たちの意識も高く、素晴らしい進学実績をあげてきています。昨年までは、現役で在籍の約25%の生徒が旧帝大をはじめとする難関国立大学に、約50%の生徒が国公立大学に合格していました。それが、今春の卒業生は、約69%の生徒が国公立大学に合格するところまでになりました。特進を含めた、学年全体の在籍からみても2割を超える生徒が毎年国公立大学に合格しています。勿論、特進から阪大などの難関国立大学合格者もでています。この中には、クラブ活動で頑張っていた生徒たちが、進学でも頑張っているという特徴もあります。
 この進学実績を出せた要因は、生徒たちの目標実現に対する意欲と努力、それを引き出す各種取り組みと教員のサポートです。補習や講習、継続的な添削指導、モチベーションアップの為の面談や進路講演、キャリア教育など様々な取り組みがあってのことだと考えています。
 ただ、今の進学実績も、上の図を見ていただくとお分かりいただけると思いますが、第1ステージの進学実績です。選抜特進が1クラス、他は特進というのが基本的な学年構成です。高2から下の学年は第2ステージで、選抜特進や一貫選抜が4クラス、特進が3クラスという構成になります。第2ステージでは更に飛躍が期待できることは推測していただけると思います。なお、私たちは第2ステージが最終目標とは考えていません。このステージの中で、中学の発展や高校の特進コースで入学してきた生徒を選抜特進の目指しているところまで引き上げる指導力を付け、第3ステージへと向かうべく努力をしているところです。