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学びを追求する6年間  その5

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          金環日食の観測の様子
 中学から高校にかけての6年間というのは、学習や仲間作りなどを始めとして、人間の土台を築く上で重要な期間です。また、大人へと成長していく為の思春期を迎える時期でもあります。この大切な期間の中でも、学校で過ごす時間が大半を占めることになります。言い換えると、どのような学校生活を送るかということが非常に大切になってきます。
 学校は「学びの場」です。知的興味や関心を刺激し、未知なるものや新しいものを学んでいく場です。楽しく、しかも感動的な出会いが多くある授業や学校生活を送れる場にしたいと考えています。とりわけ、日々行われている授業が、生徒はもちろんのこと先生も「自分を成長させる場」として機能していなければなりません。知識の詰め込みや訓練的な学習ではなく、「わかる喜びや楽しさ」そこから、「さらに新しいことを知ろうとする意欲」を引き出すものになっていなければなりません。そのためにも、大学やいろいろな研究機関とも連携をとりながら、最先端での研究に触れさせる機会を積極的に作ることを検討しています。サントリー生物有機科学研究所の協力を得て行った「最先端実験科学教室」もその具体例です。高校1・2年生が参加しましたが、驚きと喜びの感動を味わって帰ってきています。
 学校は、先生から指導を受け学ぶということだけではなく、生徒たちがお互いに刺激しあいながら学ぶということもたくさんあります。集団の教育的機能を重視して、新年度から、学びを追求する生徒集団、実践力旺盛な生徒集団、自治力に富んだ生徒集団を目指して取り組んでいます。