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来年度高校入試にあたって

 今年度で高校改革の最後の学年が卒業します。第一ステージから第二ステージへのバトンタッチです。来年度入学していただく方は、第二ステージ、本校の中学改革後に入学してきた生徒と高校生活をスタートさせることになります。卒業していく学年と、入学してくる学年の構成が違う、最後の年になるということです。
 第一ステージの卒業生たちは、以前とは違う進学実績を上げてくれています。京大を毎年現役で合格、国立大医学部医学科をこれも現役で連続して合格するなど国公立大学合格者が増加しています。高校から入学した生徒でみますと、毎年、現役で2割を越える国公立大学合格者がでています。ちなみに、今春は、3割を越えています。高校から入学してくる生徒の国公立志向の高さの表れだと思います。入学試験では、專願者のみに面接を行っていますが、将来や進学に対する明確な目標を持っている人が、年々増加している事にも表れています。
 来年度も、「一貫選抜」、「選抜特進」、「特進」の3コースで募集することは変わりません。ただ、最近の特徴を考慮して、「選抜特進」の割合を増加させることを検討しています。現在は2クラス体制ですが、3クラスを視野に入れています。
 先輩が築いた目標を後輩が追い越していく、非常に良い循環になっています。学園中学から進学する生徒と、高校から入学して来る生徒とが、互いに切磋琢磨しながら頑張っています。是非、多くの受験生が本校を第一希望で志願してくださる事を期待しています。