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素晴らしい生徒たちに心から拍手

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 本校のグランドは、校舎のある位置から少し離れています。阪急の線路と民家の間の道路を通っていくことになります。早朝より、全校生徒が移動します。その間を、係の生徒たちが近隣の方にご迷惑をおかけしないようにと、誘導してくれています。
 8時30分予定通り入場行進からスタートです。すでにスタンドの保護者席は、ほぼ一杯の様子でした。整然としかも凛々しく、どのクラスも堂々とした入場行進でした。開会式、全校生徒による体操、1300名を超える生徒の規律正しく体操する姿は圧巻です。
 すべての競技や演技を見ていて感じることなのですが、競技者や演技者が一生懸命やるのは当然のこととして、応援する生徒と一体となっていること、全校生徒の心が一つになっているということを強く感じました。毎年のことですが、高校3年生のエンカレッジメントパフォーマンスは、各クラスの相違をこらした素晴らしいものでした。特に今年は、6クラスすべてが終了すると、3年生全員で、観客席に向かって、「今日は母の日です。お母さんありがとう。」というお礼の言葉と人文字で感謝の意を表しました。これには思わず胸を打たれました。閉会式での生徒会による「東日本大震災復興支援体育大会」としてエールを送る全校生徒の「RISING」の人文字も素晴らしいものでした。
 気心の知れた仲間同士でいる時に、つい周りの人に迷惑をかけてしまうようなこともあるかもしれません。しかし、今日見せた素晴らしい態度や姿が本当の姿であると思います。グランドから帰る道、すれ違う保護者の皆さんから、「ありがとうございました」という言葉をかけていただきました。こちらこそ、素晴らしい生徒に育てていただいて「ありがとうございました」という気持ちです。来場していただいた1800名を超える保護者の皆様も全ての教職員も「あたたかいもの」を感じた一日ではなかったでしょうか。