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中間考査始まる

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 本やノートを片手に持つ生徒の姿がいつもより多く感じられます。登校してくる生徒の流れもいつもとは少し違います。明らかに、考査初日とわかる登校風景です。今日はシリーズをお休みして、生徒たちにエールを送ります。
 中学一年生にとっては初めての考査になりますが、以前から在校生にとっても新しい学年、新しいクラス、初めての先生など今までと違うかたちで授業を受けてきているはずですので、今までの自分とは違う取り組みで考査に臨んでほしいと言ってきました。その成果が問われるときです。
 日常の生活習慣、学習習慣などのルーティーンをしっかり守るということは大切なことですが、考査など、いわば非日常の事態ですので、非日常の対応が必要になります。このときの取り組み方によって、日常の取り組み方にも大きな変化を与えることがあります。「ゾーンに入る」経験をしてほしいのです。「ゾーンに入る」と言う言葉は、スポーツ選手などが試合の時に、今まで経験したことのない力を発揮したりする時に使われたりします。こうした経験が有るということは、今後の自分の力を伸ばしていくときに、大切な財産になることは間違い有りません。
 中間考査ですので、基本的には4月から学習したことのチェックです。学習した範囲もそんなに多くないはずです。いつもより時間もたくさんあるはずです。一番「ゾーン」に入りやすい状況です。このような時は「絶対にやってやる」という意気込み、意欲など精神的な作用が大きくものをいいます。是非、「ゾーン」を経験して、さらにステップアップした自分を創り上げることを期待しています。