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中学入試に思うこと  その1

 週刊誌やその他で、中高一貫校・高校のランキングや大学合格者高校ランキングなど大学進学を扱った記事がたくさん出まわっています。入学時と卒業時の偏差値がこう変化しています、「お得な学校は」ここですというランキングもでています。
 生徒の学力を伸ばすことは、いうまでもなく学校の大きな使命です。全ての学校が必死になって努力していることです。ただ、これをどうやって実現しようとしているのかで、取り組み方の違いがあります。とにかく力をつけさせるということで、授業時間数を増やし、クラブ等は程々に、とにかく詰め込むという方法もあるでしょう。中には、どうせ多くの生徒が塾へ行くのだから、学校ではあまり詰め込まず、楽しくというところもあるやに聞いています。コース制を敷いている学校、そうでない学校もあります。学力だけでなく、文武両道を目指している学校といっても、学校としての文武両道であり、個々の生徒にはそれを望まず、「文」で頑張る生徒、「武」で頑張る生徒と分けているところもあります。
 学校の評価を進学実績で見るという風潮があるのは、日々の教育の内容が見えにくいなどというところから仕方ない面もあります。それがエスカレートし、「進学実績の水増し」等も社会的に問題になったりしたこともあります。そこで、合格者数と実合格者の人数を取り上げたりする記事もでている状態です。
 教育の中身が問われ、受験者や保護者の目が「肥えて」きています。学校が何を考え、どのような方法で生徒を鍛え、伸ばそうとしているのかが非常に大切になってきています。この点を明確にアピール、情報発信することも学校の大切な役割になってきています。ここに焦点をあて、本校の内容紹介をしていきます。