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今日の一日、忙しいときこそ

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      金星の太陽面通過                 中学朝礼

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      卒業生に学ぶ                高校環境講座
 今朝の雲の多い空を眺めているところ、ちょうど7時10分頃、雲の切れ間から、想像していたよりくっきりというか、はっきりとした黒い小さな金星を太陽面に確認することができました。金星が太陽を横切る瞬間です。金環日食ほどの派手さはないが、次は105年後にしか観ることができないと思うと、何とも感慨深いものがありました。金星が太陽面を通過する6時間あまり、校庭に望遠鏡を設置し、生徒が休み時間に観ることができるようにしていました。「うわー黒点まで見えてる」といった驚きや感動の声を上げながら見入る生徒がほとんどですが、中には「金星だけは自転が逆なんです」と教えてくれる生徒もいました。
 日面通過の最中、中学朝礼、1時間目は高校1年生の「卒業生に学ぶ」進路学習、2時間目からは高校2年生の修学旅行に向けての環境講座、その後、修学旅行の結団式、5時間目は化学教室での中学3年生の研究授業と忙しい1日でした。中学から高校までの6学年があると、それぞれの課題や取り組みなどがあります。水曜日はLHRと呼ばれる特別活動の時間がありますので、特にバラエティーに富んでいます。
 今週のはじめから、各先生方の授業力向上を目指す取り組みの一つとしての公開授業旬間もスタートしています。先生方も自分の授業だけでなく、他の先生の授業も見学することになりますので、忙しさが倍増します。この様な時こそ、先の見通しや展望を持って取り組まないと、目先の課題だけに目がいき、大局を見誤ったり、努力が徒労に終わってしまうと、自分に言い聞かせる一日でした。