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国際科学技術コンテスト

 国際科学技術コンテストは平成16年より開始されました。この事業の目的は、「理数系教科に秀でた生徒の知的好奇心・探求心に応じた学習機会を提供し」、研究者・技術者の育成や「科学技術学習の充実に向けた社会的雰囲気の醸成を図ること」としています。コンテストは、日本数学オリンピック、化学グランプリや日本生物学オリンピックなどがあります。
 本校生もこのコンテストに挑戦しています。今年は生物学オリンピック(7月15日)と化学グランプリ(7月16日)に高3を中心に高1までの16名の生徒が挑んでいます。いずれのコンテストも全国で行われる一次選考の中から約80名が二次選考に進むという厳しいものです。また、成績優秀者には、AO入試や特別選抜入試など大学受験の特典も用意されています。その大学も大阪大学や東北大学など国立大学から慶応義塾大学などの私立大学まであります。本校生は週1回対策講座を行って臨みました。昨年以上の手応えは感じているようで、結果が楽しみです。
 何事にも挑戦する姿勢、いくら大きな課題であっても取り組もうとする姿勢は大切なことです。全く歯が立たないときもあるかもしれません。しかし、挑戦した後には何かが残っています。悔しさ、恥ずかしさもあるかもしれませんが、何とかしたい、どうすれば良いだろうといった気持ちは必ず生まれると思います。とうてい自分たちには手が届かないと挑戦すらしない姿勢では、何も残りません。
 私たちは実践力旺盛な生徒の育成をめざしています。「やってみなはれ精神」の実践です。この生徒たちの「志や良し」、結果を待つまでもなく、心から拍手を送りたいです。