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飛躍に向けての夏休み

 夏休みに入って一週間が過ぎました。休みといっても、平常の授業がないだけで、いろんな場面で活動が行われています。すでに、NZ研修に飛び立った生徒は現地の生活にも慣れ、語学研修も軌道に乗りだしてきた頃だと思います。林間学舎、懇談、夏期講習、強化勉強会、模擬テスト、そして各クラブでの試合や大会など多方面に渡って活動が繰り広げられています。
 クラブの試合は、時間の長短はあるものの練習してきた時間に比べれば僅かなものです。練習に費やした時間や日数から考えると一瞬です。この一瞬のために厳しい練習をしているのです。何故こんなに時間をかけないといけないのかとは、誰も思わないはずです。
 勝負事ですから「勝ち・負け」が着きます。これだけ頑張ったのだから、みんな勝ちにするということはありません。残酷なものです。本当に心から「ヤッター」と喜べることもあれば、悔し涙を流すこともあります。学習も同じことがいえます。出来たり、分かったりすれば「嬉しい」ものです。逆に、これだけやっているのに「何故出来ない」と思うこともあります。一生懸命取り組んでいるからこそ、良い結果がでれば「嬉しい」、悪い結果だと「悔しい」という気持ちが強くなるのであって、中途半端な取り組みでは、気持ちもそれほど強くなりません。この「嬉しさ」や「悔しさ」が飛躍のための「バネ」の役割を果たしてくれます。この気持ちが強ければ「バネ」も強くなります。どれだけ強い「バネ」を持つことができるかが大切だと、私は思います。