サイエンスキャンプ in 鳥取大学
サイエンスキャンプは、中学3年生、高校1年生が鳥取大学のキャンパス内で大学での学びを直接体験する「大学連携体験合宿プログラム」です。大学の先生方や大学院生・学生から講義や実習指導を受けます。学問に対する興味・関心を高め、学習意欲の向上を図り、創造性、知的探究心、理数の才能等を育てることをねらいとしています。今年度新たに企画されたプログラムです。
今年は、鳥取大学湖山キャンパスにおいて2泊3日で実施します。地域学部の地域環境学科・地域文化学科、農学部の獣医学科・生物資源環境学科の六つの研究室で「研究体験」を行います。
その内容は、
①「薄層のクロマトグラフィーを飼養して、エステル化合物の生成の追跡や精製を試みる」
②「毛髪や食品中の水銀レベルを測定し、その結果からどのようなことが考えられるかを導きだす」
③「人間観察の鋭く現れたフランス文学や、色彩の冒険を追求した印象派の画家たちなど、フランスの多彩な文化に触れる」
④「風車を製作し、大学の実験風洞を使用して回転数や発電量を計測してデータをまとめる」
⑤「血液中のいろいろな酵素を調べることにより、肝臓、腎臓などの臓器の異常がわかる。それらを分析することによって生体の状態を知る」
⑥「ソーダ味のお菓子の色は、涼やかな水色をしている。この食用着色料のタンパク質の性質を調べ、病気を予防するような効果について調査する」
など本格的で興味深いものばかりです。中学生や高校生にとって貴重な経験になること間違いなしです。
この様な機会を与えてくださった鳥取大学の先生方に感謝いたします。