大阪私立学校展
8月11〜12日天満橋OMMビルにおいて、大阪私立中学校高等学校連合会主催で、大阪私立学校展が行われました。大阪の全私立、中学63校、高校102校が一堂に会した説明会です。私は、12日に見学に行きました。進学相談コーナー、パンフレットコーナー、制服展示コーナー、奨学金相談コーナーなどが設けられどのコーナーも大勢の人で一杯でした。どの学校の進学相談コーナーも説明を受けるまでに順番待ちをしないといけないほどのにぎわいでした。 私立学校展を開催するにあたって、新聞での広告はもちろんTVでのCMなども行われていましたので、参加者は多いだろうと予測していましたが、その通りの状況でした。知り合いの学校の先生方の話を聞かせていただくと、どこも昨年を上回る参加者とのことでした。
少子化、経済不況など私学にとって厳しい状況が続いていますが、大阪の場合、私立高校の授業料無償化制度が影響しているとは言え、大阪私立学校展がこれほど盛況に開催されているということは、同じ私立の学校に務めるものとしては大変心強く感じました。各学校が創立の精神に基づき、公立には無い特長ある教育を行い実績をあげてきても、公立と私立には授業料という大きな壁があります。厳しい経済状況下ではますます大きな壁になります。この大きな壁を乗り越えてでも来ていただけるような「特長ある学校づくり」が急務だと痛感させられた次第です。
兵庫の私学展は8月29〜30日の2日間、神戸大丸で全52校が参加して行われます。多くの方にご来場いただき、私学教育の良さ、とりわけ兵庫私学の良さを実感していただけたら幸いです。本校はもちろん参加します。多くの方とお話しできることを楽しみにしています。