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二学期に向けて

 夏休みもいよいよ終わりです。二学期が始まります。二学期と言えば、3つある学期の中で一番長く、行事も沢山あります。始業式が終われば、すぐに実力考査です。9月に入れば文化祭があります。というように待ったなしです。
 また、二学期は夏休みをどのように過ごしたかが表れる学期でもあります。熱い夏を夏期講習を始めとする自分の長所を伸ばす学習、短所を補う学習、クラブ活動や自分の課題を追求するために費やしたとすれば、その成果が期待できます。学習を始めとして、新しい自分を作り出す努力の成果というものは、即効性というより遅効性、じわじわとにじみ出てくるものです。「努力は人を裏切らない」を信じて下さい。きっと充実した二学期になるでしょうし、三学期が楽しみです。
 残念ながら、思うように夏休みを過ごせなかった人もあると思います。「ダメだった。」とか「最初は良かったんだけど後の方はダメだった。」「どうしよう」と悩んでいても何の解決にもなりません。過去は変えることはできません。しかし、未来は変えることができます。できなかった分を含め、二学期に向けどうするか、また、二学期をどう過ごすかを考えましょう。反省ばかりではダメですが、本当に何とかしようとすれば必ずできます。あきらめて、投げ出してしまえばそれこそおしまいです。
 それぞれの夏休みがあったと思います。頑張れた人は油断することなく自分に褒美を、頑張れなかった人や、悔いの残った人は、「火事場の馬鹿力」ではありませんが、今一度自分を信じて、必死になって取り返す努力をしましょう。久しぶりに多くの仲間や先生と顔を合わせば、気持ちも変わります。思いは様々でも、みんな元気な顔で二学期の始業式を迎えられることを楽しみにしています。