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体育の日

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 どこからともなく、キンモクセイのいい匂いが漂ってくる頃になりました。きょうは「体育の日」です。
 7日に文科省は「体力・運動能力調査」結果を発表しました。それによりますと、子どもの体力は1980年代には及ばないものの、向上傾向にあることが明らかになりました。
 当然のことですが、「運動・スポーツの実施頻度が高いほど体力水準が高い」、「1日の運動・スポーツの実施時間が長いほど体力水準が高い」という結果が出ています。「運動部やスポーツクラブでの活動は,生涯にわたって高い体力水準を 維持するための重要な役割を果たしていることがうかがえる」とも報告されています。中学高校時代の部活動の役割をあらためて確認する結果になっています。反面、60〜64歳の男女について、「部活経験はないが、ほぼ毎日運動をしている」人の方が「経験はあるが毎日運動していない」人より男性は得点が高く、女性はほぼ同じという結果がでています。中高年から運動を始めても遅くないという結果になっています。学生時代スポーツで鍛えていたからと過信するのは禁物で、今どうしているかが大切だということです。私も実感を込めてこの結果を受け止めています。
 勉強も運動も毎日の生活の中にキチンと位置づけられ、継続させる必要があります。なかなか時間がなくてできませんが、歩き方や座り方一つとって見ても筋肉を使う意識を持って行うだけで変わってくるようです。毎日の生活の行動パターンの中に運動を取り入れる工夫に秘訣がありそうです。