中学・高校受験を考えるにあたって・・・その2
一昨日は、学校を見る時のいろんなデータの中から進学実績の数字の見方等にふれました。私立大学の合格者数については、早慶上智東京理科、MARCH、関関同立の大学合格者数について、のべ合格者数と実合格者数の一覧表が週刊朝日に掲載されました。本校はのべ合格者数184名、実合格者数166名、その率約9割と出ていました。ほぼ、1人が1大学を合格していることになります。4割台や5割台の学校も数多く出ていました。これらの学校は、1人が2つ以上の大学を合格している計算になりますので、合格者数の約半分が実合格者数になります。
国公立大でみますと、昨年度の本校の現役生の合格者が61名でした。在籍者に占める割合は22%になります。選抜特進コースでみると69%になっています。本校の2・3倍の在籍者がいる私立高校もあります。生徒が2倍いれば、合格者も2倍になって当然です。数だけでなく、在籍者に占める割合がどうかという見方も大切なところはここにあります。
ほかにも、その学校がどのように変わろうとしているのか、その変化の中で見ることが大切です。本校で言えば、今の進学実績は高校改革後に入学してきた生徒たちです。本校で言うところの第1ステージの生徒です。この生徒たちは、今の高校3年生までです。高校2年生からは中学改革後の第2ステージの生徒たちです。コース制も変わっています。来年入学する生徒たちは、第2ステージです。このステージの進学実績のモデルはまだないということになります。これらは、その学校へ出かけ、説明を聞かないと分からないことだと思います。