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中3環境講座

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 きょうは中学3年生以外の5学年は校外学習です。中学1年生は万博公園にある民族学博物館、中学2年生は京都水族館と梅小路公園へ、高校1年生は京都にある大学と寺社を1つまわる班別自由行動、高校2年生はUSJ、高校3年生は北野天満宮で合格祈願と嵐山方面へ出かけました。
 中3は11月に研修旅行で沖縄に行きます。それもあって、きょうは学校に残り、学力推移調査と午後からは「沖縄美ら海水族館」の佐藤先生(水産学博士)にお越しいただいて環境学習を行いました。講座名は「沖縄の海〜サンゴ礁から深海へ広がる海の多様性」です。
 日本の近海には約4,500種の魚類がいるそうですが、その約半数が沖縄の近海にいるそうです。その地元の魚を水族館に展示している日本で一番大きい水族館が「美ら海水族館」です。「美ら海」は沖縄弁で、「きよらしいうみ」という意味だそうです。栄養が乏しく、透明度が高いから沖縄の海は「美ら海」になっているとのことです。
 沖縄の伊江島での民泊をメインに4日間の研修旅行を実施します。それに先立つ事前学習の一つがきょうの環境講座です。「ジンベイザメの寿命は何年ぐらいですか?」と質問している生徒がいました。なんと「百年以上生きるのではないか」との答えでした。事前に学習して臨めば、同じところに行き、同じものを見ても見え方が違ってくるはずです。きっと、ジンベイザメを見るとき今までと違う思いが胸をよぎると思います。
 もう一つ、琉球大学から先生をお招きして、「サンゴ」についての環境講座も計画しています。中学3年間の最後を締め括る研修旅行です。事前、事後の学習を積み、楽しい思い出の残るものであるとともに有意義なものにしてくれると期待しています。