24日は最後の高校入試説明会
今週末の土曜日、24日に本年度最後の高校入試説明会を行います。公立中学校では、来年度入試に向けての予備懇談や進路相談が行われている時だと思います。いよいよ進路決定の時です。入試の形態が複雑になってきて、公立高校にするのか私立高校にするのかという単純な選択では済まなくなってきています。公立高校で考えてみましても、兵庫県や大阪府において呼び方は違いますが、前期入試、後期入試とあります。前期と後期では同じ学校でもコースや学科が違ったものですが、今年度から大阪府では同じ普通科で、前・後期と2回入試を行うようになってきています。受験機会が増えたことになります。このことが受験生にとってプラスになるのかマイナスになるのか判断が難しいところです。ただいえることは、競争による淘汰が進むことは間違いないと思います。
進路選択にあたって大切なことは、自分が進学しようとする学校について良く調べ、この学校なら頑張れるという確信が持てるところを選ぶことです。その学校の目指しているもの、教育理念が賛同できるものであるかどうか、私学であればその学校の創立の精神がどのようなものであるかということを理解しておく必要があります。受験機会が増えたことによる弊害として、第一希望の学校はハッキリしているが、後は取り敢えず受けておこうと言った安易な考え方です。第一希望の学校に進学できる保証はありません。第二・第三希望であってもその学校を良く調べ、進学する意志のある学校でなければなりません。
雲雀丘学園が何を目指し、どのような教育理念を持った学校なのか、耳を傾けていただければ幸いに存じます。