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研究授業

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 きょうは数学の研究授業が行われました。高校1年生の数学で、三角比です。sin(サイン)、cos(コサイン)が出てくるところで、数学が難しいと思うようになるところです。
 本校では、教員の授業力向上のための取り組みがいろいろ計画されています。公開授業旬間というものもあります。先生方同士互いの授業を見学し、授業力向上に努めようというものです。もちろん、教科の枠は関係ありません。自分の専門教科だけでなく、「あの先生」の授業を見学したいとなれば、他教科の授業を見学することもできるようになっています。教科の指導力はもちろんのことですが、授業を展開していくコツやヒントを他教科の先生からも学べるようにした取り組みです。これとあわせて教科指導力を高めるための研究授業も行っています。同じ教科の先生方が自分の教科の指導はどうあるべきかなどを研究するためのものです。
 言うまでもありませんが、優れた専門知識があっても良い先生とはいえません。教育力が必要です。自分には無理だと決め込んでいる生徒に、実は違うんだ、分かるんだ、力があるんだということを自覚させるためには、教育の専門家としての力が必要になります。
 今日の研究授業を行ったのは、今年初めて教壇に立つ若い女性の先生です。専門の力があるのは経歴からわかるのですが、教育に関する力は未知数です。ところが、教育する上で一番大切ともいえる、先生と生徒の信頼関係がシッカリとれているのには感心させられました。生徒が生き生きし、先生と一体となって授業が展開されていました。まだまだ課題はありますが、基本がシッカリしており将来が楽しみだ、と思わせる研究授業でした。