期末考査は一週間後に
昨日の雨も上がり、きりりと身の引き締まる天候になりました。学園にある木々が綺麗に色づいています。中学棟の横にある大きなイチョウの木は、見事に黄葉し、黄金色に染まりつつあります。校庭のモミジも綺麗に紅葉しています。シンボルのメタセコイヤも色づいてきています。新しい年を迎える準備をする冬の季節です。年輪が、また一つ増えることになります。春から夏にかけて急激に成長する部分と秋から冬にかけてのあまり成長しない部分があるから年輪ができます。日本のように四季のある、季節にメリハリのある国で成長する木々には、明確な年輪ができます。
二学期もいよいよラストスパートの時期になりました。4月からスタートした学年も「年輪」が一つ増えようとしています。年輪ができるためには、グンと成長した時期が必要でした。自分自身に問いかけてみて下さい。いや、自分は熱帯で育つ木のように勢い良く右肩上がりに成長し続けているから「年輪」のようなものはできない、というのであれば良いのですが、目に見えた成長が無いということでできないのでは困ります。学習面だけに限ったことではありません。クラブ活動も含め、全ての学校生活の面においてです。
期末考査が一週間後に迫っています。言うまでもないことですが、二学期の学習面での成長の度合いを測る考査です。不完全燃焼のまま過ごしてきた人は完全燃焼目指して努力しましょう。順調に過ごせてきた人は更に高い目標を目指しましょう。成長の証となる年輪がどのようなものになるか楽しみです。